スカッコマット 日和

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カテゴリ:ワイン・サルデーニャ( 2 )

vignevecchie 2008 / panevino

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ワイン:ヴィーニェヴェエッキエ 2008
作り手:パーネヴィーノ
ブドウ:カンノナウ50% ムリステッル、ニェドゥマンヌ、カニュラーリ、ティティッル など50%
場所:サルデーニャ

さてさて、今日は パーネヴィーノ という作り手のワインです。
作り手の ジャンフランコ氏、とっても 熱く、哲学的、
信念を貫く 戦う『農民』であり『芸術家』なのです。
 
彼のワインは ななななんと 毎年 原料になるブドウの品種や 醸造方法はもとより

ラベルや ワインの名前まで違うのです!

ちなみに 今回紹介する 『ヴィーニェヴェッキエ』は 2008年 のヴィンテージだけに使われる名前。
Skistos(スキストス)が2004, Perdacoddura(ペルダコッドゥーラ)2005,
Mariposa(マリポーザ)2006, Ogu(オグ)2007
というと、「あー、あれと おんなじ シリーズね。」という方も いるのでは?

それぞれのヴィンテージの 名前の由来は もちろんあるのですが
その話をすると すごーく長くなるので・・・
ちょっと後で。


それでは 肝心の味の話をすこし。


これは なんとも パワフルで 優しくて 奥深い味わいです。

千変万化、変幻自在、融通無碍。
開けたてと、数日後では まったく変わりますし
また ボトルの 上の方と 下の方では 味わいもニュアンスも 変わります。
(そしておそらく 少し寝かせると、また がらっと 変わるのでは?)

だから 「これこれであります!」とは なかなか表現しずらいのですが
マリポーザ、オグにくらべると すらりとした透明感と しなやかさを持っている印象。

口に含むと ぷちぷちとした 旨みと 押し寄せる果実味。

時に バラのような香り、時に ナッツのようなアフター
マラスカチェリーのようでもあり、焦げた醤油のようなニュアンスも・・・。

いずれにしても その美味しさに 『納得!』なのです。


2008年の『ヴィーニェヴェッキエ』とは 『古樹の畑』という意味なのですが
これは 前年、彼の畑の近くで起こった山火事や、気候の影響で
ブドウの収量が減ってしまい、このワインに使う予定だった 若い樹齢木からできるのブドウを
別の名前のワインに使ったため、こちらのワインには 古木のブドウが使われたことに起因するそうです。

ラベルに たくさん書かれている 『pero’』は 『でも』とか『しかし』という意味。


Nel 2008…

…PERO’…nospora!, PERO’ poi il caldo…PERO’ la siccita’…PERO’ dopo è piovuto…
Un alternanza di eventi…PERO’ abbiamo vendemmiato, PERO’ poco, PERO’ è nato GIOACCHINO!
PERO’… gratzias a Deus!

パーネヴィーノ的2008年・・・

そもそも花は咲いてくれないし、そこへきてあの暑さ、水不足、かと思えば雨。
次から次へと事件が起こり…とはいえ、どうにか収穫だけはできた。
まあ、ほんのちょっとの量だけど。

でも、でもでも、なんてったって、無事ジョアッキーノ*が生まれた。

神様!感謝します。

*ジョアッキーノは、2008年11月に生まれたジャンフランコの次男の名前。
サノヨーコ訳


ヴィナイオータの社長さんのブログより引用。

当たり前ですが ワインの生産者にも、それぞれの人生があり
その人たちにとっては ワイン作りは 生活の中にあり、

その表現である ワインに、その人の 人生が 投影されるのは 当然で、

手から手へ

芸術家が作った作品のように
空を超えて 遠い日本で、その作品を 文字通り味わうことができるなんて 素敵ですね!

「うまいうまい」 と 飲むもよし
ゴッホの絵を 鑑賞するように 飲むもよし
グラスを片手に 瞑想するもよし

奥深いワインは その楽しみ方も 融通無碍です。
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by karin_star_music | 2013-06-25 13:14 | ワイン・サルデーニャ

CANAYLI VERMENTINO DI GALLURA / CANTINA GALLURA

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ガッルーラ協同組合のつくる ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ

場所:サルデーニャ島
葡萄:ヴェルメンティーノ
色:緑を帯びた黄金色 結構濃い目です

なんと、このワインは うちのシェフが働いていた
本家イタリア「スカッコマット」でお勧めしていたワイン。

濃いーです。白なのに厚いです。
さすがサルデーニャっぽいはっきりした味わい。

香りはパイナップルや、花の蜜。白くてつるっとした石のイメージ。

口に含むと・・・・

ぶわっと広がります!

南国フルーツの爽やかな甘さに、強めのハーブ感!!
グレープフルーツのオイルに似た苦味。
ボディーはしっかり、エキスもしっかり。噛めそう。


そう。ハムの類と合わせたら、ついつい、ぐいぐい飲んでしまいそう・・・・!!
冷やし目からスタートして、温度変化も楽しみたい1本です。
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by karin_star_music | 2009-11-05 20:59 | ワイン・サルデーニャ