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スカッコマット 日和

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イタリア回顧録 フィレンツェ編⑥~TRATTORIA ARMANDO~

味良し・雰囲気良しの老舗トラットリア

早くも帰国して3ヶ月が経ってしまいました・・・!
久しぶりの「イタリア回顧録」。フィレンツェ編は今回が最終回です。

最終回の今回は アットホームで かつ 美味しい!
老舗の名店『TRATTORIA ARMANDO(トラットリア・アルマンド)』のご紹介です。
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サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から 徒歩5分程度。
フィレンツェの町は たいていどこへでも 歩いていけるのが嬉しいですね。

劇場の近くにあるということもあって、店内の壁には
俳優や映画スター、オペラ歌手、バレエダンサーの写真やサインがずらり。
でも、全く嫌味な感じは無く 老舗トラットリアの雰囲気を さらりと 演出しています。

家族経営らしく、ホールにはお父さんらしき男性と 娘さんと思しき女性が。
お二人ともさりげなく、かつ温かい接客で なんとも ほんわか 居心地が良いのです。

注目のお料理ですが 今回はシェフと2人 
それぞれ前菜とパスタ、 メインはひとつにして 付けあわせをひとつ注文しました。

まずはアミューズから・・・・・

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この日は『アーティチョークのスープ』
イタリアはまさにアーティチョークの季節!トロッと濃厚ながら 素朴な透明感あり。
お店の雰囲気と同じく 主張が強くないのに 納得させられる味わいです。



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前菜①『洋ナシとペコリーノのサラダ』 周りにハチミツのソースが添えてあります。
文句なしに美味い!これは是非お家でも真似しよう!

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前菜②『レバーのクロスティーニ』
コレは家では真似できない・・・。 絶品です!!
あつあつ、スパイシー、牛のレバーの香りと甘さ・・・・・。

ああぁぁ もう一度食べたい・・・・・!!本当に美味しかった・・・・・・・(うっとり)

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パスタ①は『カッレッティエラ・スパゲッティ』 ニンニクと唐辛子のピリ辛トマトソースのスパゲッティです。
この店の定番料理だそう。シンプルなだけに 美味しいお店で食べたい料理ですね。

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パスタ②は『フレッシュアーティチョークのスパゲッティ』
旬のアーティチョークをふんだんに使った、素材勝負のスパゲッティ。
「あー、今 イタリアにいるんだわー。」と実感してしまいました。

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そして、メインは『牛のペポーゾ』 
牛肉を、黒胡椒を使って ぴりっと 煮込んだ料理です。

実は今月のスカッコマットのディナーで、『米沢牛のスネ肉のペポーゾ』というのが登場しています。
写真を撮る前に フライングで一口食べてしまったシェフ。
このときの「美味しい体験」が きっと メニュー作りに活きているのでしょう!

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付け合せには、王道『ほうれん草のソテー』
イタリアでは 注文しないと 基本的に野菜は出てきません。
いいとこお皿の端っこに イモ類ないし豆類がのっているくらい。
お野菜大好き日本人としては こういうのが食べたくなりますよねーーーー。

この時点でもうお腹はいっぱい。
でも、人のよさそうなおじ様に「デザートは?」と聞かれたら
「食べます!」と、言ってしまうのが人情ってもん。(単に食いしん坊なだけ?!)

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こちらは(一応)シェフ注文『トルタ・ディ・チョコラータ』
以外にも軽めで、素朴な仕上がり。私も横から手を伸ばし「うーん、チョコはいいねー。」と満足。

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こちらは、私注文の『トルタ・ディ・メーレ(リンゴのケーキ)』 横にはバニラのジェラートが添えてあります♪
これも甘すぎず、しっかりしていながら 軽めな仕上がり。
お腹がいっぱいと言いつつ、「甘いものは別腹なのねー。」と、再認識しつつ ぺろりといただきました。

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ワインはこちらを飲みました!!
「せっかくだから地元も物を。」と、選んだワインはトスカーナの『モレッリーノ・ディ・スカンサーノ』
『地元の料理と、地元のワインを合わせる』 ・・・なんて贅沢!!
果実味豊かで飲みやすいワインは、さすがフィレンツェの料理とばっちりでした☆

居心地がよく、アットホーム しかも 料理もおいしい。
ここにちょくちょく通えるフィオレンティーナが うらやましくなるようなお店でした。
HPで、もう一度メニューをみたら 食べたい料理がちらほら・・・・。
うーーん、それにしても レバーのクロスティーニ・・・・。今日夢に出てきそうです。

TRATTORIA ARMANDO(おみせのHPこちら
Via Borgognissanti 140/R
50123 Firenze ITALY
Tel: (+39)055217263 (+39)055216219
by karin_star_music | 2010-07-07 17:49 | in Italia