さてさて、手打ちパスタシリーズ。本日は、8月最終日ですが、
今月のディナーメニューで フランス・ビュルゴー家の
窒息鴨のラグーに合わせていた 『ガルガネッリ』というパスタの紹介です。
スカッコマットでも たびたび登場する このパスタは、シェフが修行していた エミリア・ロマーニャ地方の伝統パスタ。それゆえ 卵入り生地を使います。
パスタマシーンで薄く伸ばした生地を 四角く切るのは よく見る光景。
ここで、ガルガネッリ 最大の特徴である 『ペッティネ (Pettine)』という道具の 登場です。
細い籤が張られた板状のものに 棒が一本。これで ワンセットです。
この棒に、先ほどのパスタ生地を巻きつけ・・・・・
くるくるっと 板の上を転がします。
すると あら不思議!筋の入った ペンネのようなパスタが 出来上がるのです。
生地が固めなので、けっこうしっかりとした食感。
エミリア・ロマーニャ地方(詳しくいうと ロマーニャの方)のパスタらしく、
サルシッチャやハムを使ったソースや、ブロードといって 鶏の出汁のスープに合わせるのが 伝統的な食べ方。向こうの肉は、味が濃くて 美味しいんですよねー・・・・。
それに あんまり派手ではないけど 実力のあるタイプの赤ワインなんか合わせたら・・・美味しいですよねー・・・・。
うーーん、そろそろイタリアに・・・・行きたくなってきたぞ!